2015年2月13日金曜日

室内が続いたら外の写真を挟もう

結婚式のスライドショーで、
室内写真ばかりの人がけっこういます。

通行人に写真を撮ってもらうよりも、
レストランだったら、店員さんに頼みやすいし、
ついつい室内写真が多くなってしまうんでしょうね。

僕の経験によると、
結婚式ムービーを作るために急いで写真を撮ったカップルは、
室内写真が多いですね。(兄がそうでしたw)

















(写真:http://www.photo-ac.com/)


でも、

室内写真ばかり続くと、絵的に窮屈な感じがします。
並べてみるとわかるのですが、絵の変化が少ないんです。
お店や服装が変わるだけで、同じ写真がずっと続くような感覚。
いわゆる「絵変わりがしない」なんて、業界では言います。

さらに問題点を挙げると、こういう写真は、
テーブルに座っていることが多いので、構図が大して変わりません。
男女の座り位置やポーズや表情さえもまったく同じだったりします。
(カメラを向けられると、つい同じ表情をしてしまうんです)


室内写真が悪いってわけではないんです。
そればかりが続くのが良くないって話です。

室内が続くと、「外に出たい!」って気持ちになります。
広々とした空間のほうが、やっぱり見てい心地よい。
緑を見たい。空を見たい。温泉行きたい(?)

だから僕は、室内写真が続いたら
外で撮った写真を間に挟むようにしています。
そうするだけで、
不思議と二人の空間的な移動、時間経過が感じられるんです。
「ああ、二人でたくさん出かけたんだ」って。

















そういえば、

再現ドラマを作っていたときも、
室内シーンばかりが続くと、「外シーン入れたいなあ」とよく言ってました。
これも同じように、絵的に変化がほしいからです。

ちなみに、再現ドラマは予算や時間の関係で
室内シーンのほうが撮影するのが楽だから、
脚本の段階でついつい室内を多くしてしまうんですよね。
(最近は外で撮影するのに許可が要るので大変なんですよ)


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