2015年3月1日日曜日

スライドの話2 ~視線誘導について

スライドのコツで<方向性>の話をしましたが、
<視線誘導>も大切なポイントです。
むしろこっちのほうが重要かもしれません。

この二匹の虎。






















とくに方向性がある写真ではありません。

ですが、こうやってパンアップをすると、

















「あ、上にも虎がいる!」
と視線誘導させることができます。

考え方はカメラと一緒です。
AからBへ移動するように、
スライドは視線を誘導させる効果があります。

被写体が2つあって、
ちょっと離れているときに、スライドを使うとかっこよく見えます。

実際、過去に依頼人から送られてきた写真の中で
2人の間隔が微妙に離れていて、使いづらい写真がありました。
たぶんタイマーを使ったせい?で、1人がフレームのぎりぎり。

こうした撮影失敗した写真も、
スライドを使ってうまくごまかすことができます。
せっかくの思い出。あきらめず、試してみましょう。





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