「時間操作」について講義&実習をしました。
時間操作??
と、思うかもしれませんが、
テレビや映画を見ているとよく出てきます。
例えば、殴り合っている男がいて、
顔面にヒットする時にスローになる・・・
「スローモーション」ですね。
学生と一緒の撮った映像です。
iPhoneのスローモーション機能を使っています。
(画像が荒いのですが・・)
スローモーションは、液体や気体などを映してみると楽しいですね。
では、「スローモーション」の逆は?
「早回し」です。
例えば、旅番組などで歩きで移動するシーンをだらだら流さないで、
次の場所まで「早回し」してテンポよく編集することもあります。
他にも、「逆再生」なんてものもあります。
有名な動画で「TOKYO REVERSE」というのがあります。
これを真似して、学生と一緒にやってみました。
先生が一番張り切ってます(笑)
他にも
「タイムラプス」や「ストップモーション」
この違いを学生たちに聞いてみましたが、
上手く答えられない学生がほとんど。
星空がぐるぐる回る動画や雲がうねうね動く動画などを
一度はみたことあると思いますが、あれがタイムラプスです。
微速度撮影とか低速度撮影と言います。
タイムラプスは一定の時間にシャッターを押して、
それを並べた映像です。1秒間に1枚とか。
最近のカメラやスマホにはその機能が付属してますね。
一方、ストップモーションは自分のタイミングでシャッターを押します。
いわゆるコマ撮りです。完全に時間の流れを無視するので、
物理的に不可能な動きなども可能です。
「時間操作」をした映像は、
人間ができない動きなどが可能なので面白い映像が作れます。
高いところから飛び降りたのを逆再生すると、
ジャンプしているように見えたり・・・
学生の作った作品は、
ゲームの「ストⅡ」のように高速で張り手をしたり、
(逆再生して)一瞬で服を着たり・・と
アイディア溢れるものがたくさんありました。
その中で一番面白かったのは、
ペットボトルを燃えるゴミに捨てると、
戻ってきてしまい、主人公はなんども繰り返す映像。
「分別をしっかりしよう」という映像でした。
まるでゴミ箱がペットボトルを吐き出すように見えて
「おお、これ、普通に公共CMとしていけるんじゃね」
と思いました。
「時間操作」を使うと、
下手にCGを使うよりも温かみがあって面白い映像になるような気がします。
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