2019年7月14日日曜日

【テレビ】絵コンテ描けない人が多い

テレビのお仕事でCG動画を依頼されることが多いのですが、
いつも思うことがあります。


発注の仕方が雑!!!


短い尺でシンプルな内容であれば、まあなんとなく作れます。
自分も元テレビディレクターだったので、だいたいやりたいことはわかりますし。

ただ長尺の説明CGになると、きちんと絵コンテを描いてもらわないと
動きや尺がわからなくなってしまうのですよ。

たとえばこんなやつ。
番組がバレるので見せられませんが、某自然番組のCGです。




ナレーションと画、説明がリンクしていないんですよね。
文章が説明している画を探して、尺を確認して・・・と
目があっちいったりこっちいったりします。

いわゆる、教科書形式の説明文です。

しかも、尺については説明の中で書いたり書かなかったり。
動画を作るときにとても大変です。

これを解読するのに、時間がすごくかかります。
たいてい指示や尺が間違っていたりするので、
無駄なやりとりも増えます。

こちらとしては作業に集中したいし、
発注ミスも防いでもらいたいので
制作側にテンプレートを渡しました。
絵コンテでググれば、こういう様式になると思います。



wordなどでボックスを作って、
「画面」「ナレーション」「説明」「尺」を書き込んでもらうようにしました。
カット数とかは、ドラマじゃないので削除。

身近に絵コンテの書き方を教えてくれる先輩がいないのか、
誰もADさんに教えてくれないんでしょうかね・・・。
(まあ、こういうのは自分で勉強するもんだけど)
いつかディレクターになるんだから、こういうのは基本ですよー!

あと、ほんとうに多いのが、
ナレーションの尺がでたらめ。

尺が間違っているんですよね。
たいてい、詰め込みすぎて入らない。
30秒CMなのに、早口で読んでも
40秒とか平気でオーバーしてしまうのがよくあります。
CGやアニメーションを作るのに尺ってすごく大事です。


ディレクターは手元にストップウォッチをもって、
ナレーションを読んでください!

映像業界にいるのに、
絵コンテをまともに描けない人が多い気がします(苦笑)





2019年7月6日土曜日

【Winアプリ】QuickLookが超便利

クイックルック

macユーザーならばスペースキーを押したら
画像や動画、ワードやエクセルを簡単に確認できるのはよくご存じだと思います。
いちいちアプリを開くのは面倒くさいですからね(特にワードやエクセル)
いわゆる、クイックルック
一度macを使うと便利すぎて、winの操作がストレスを感じるぐらいです。

Winユーザーでもアプリをインストールすれば可能

似たような機能のアプリが二つあります。どちらでもいいです。
QuickLookとSeer

わたしはQuickLookをおすすめします。
元々seerを使っていたのですが
wordやexcelを見れなくてQuickLookに乗り換えました。
(プラグインを入れるとできるみたいですが何度やってもうまくいかなくて)

QuickLookはMicrosoftStoreからインストールできます
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/quicklook/9nv4bs3l1h4s?activetab=pivot:overviewtab


ワードやエクセルを見るときはプラグインが必要

QuickLookはワードやエクセルに対応って書いてあるんですが、
私のwin10では見れませんでした。プラグインが必要みたいです。
右下のタスクバーかQuickLookを右クリックして開いて、
「新しいプラグインを検索する」をクリック








プラグインのページにアクセスして、OfficeViewerのDLリンクをクリック
NativeじゃないほうのOfficeViewerは、
ワードやエクセルをインストールしていなくても見れます。超便利!











最新のプラグインをインストール。
qlpluginの拡張子です。
過去のバージョンは下のほうにあるので、上にあるやつをダウンロードしてください










プラグインのインストールの仕方がおしゃれで、
ダウンロードしたファイルをスペースキーを押して、
クイックルックすると以下のようなウィンドウが出てくるので、
インストールを押します。これでOKです!



私はFontViewerのプラグインもインストールしました。
お仕事でテロップを打つことが多いので、
フォントを探しをするときにさっと見れて便利です。

Seerと比べると、
QuickLookのほうがプラグインが安定しているかなと思います。