2015年4月24日金曜日

コマ撮り用のリモコン

今日はコマ撮り用の道具の話。

近所の特設販売会場で
スマホ(タブレット)用のカメラシャッターリモコンが
500円で売っていたので衝動買いしてしまいました。

本当は白がほしかったけど、赤しかなくて。


















電池はボタン式です。





















早速、iPadに接続。
(説明書を見ると、
 アンドロイドでも認識できるそうです)

bluetoothなのですぐに接続できました。

試してみましたが、普通に撮影できます。
認識も早い。スイッチ押したほぼ同じタイミングでシャッターされます。
5~6mぐらいは余裕でシャッターしてくれました。
遠隔操作している気分に、ちょっと感動しました。

これなら、スマホやタブレットで
コマ撮り撮影できるかも!

コマ撮りで大切なのは
カメラ本体には触れないこと。

シャッター押すとほんの少しですがカメラが揺れるので、
写真がズレてしまうのです。
映像にしてみるとガクガクしてしまい、気持ちが悪いです。
「手持ち撮影」「歩きながら撮影」などの意味がない限りは、
しっかり固定して撮影したほうがいいです。

なので、カメラが揺れないように
必ずPC上でカメラを遠隔操作したり、リモコンを使います。

さて、このリモコン、
ネットでも売っているのかなと思って、
調べてみたらアマゾンで売ってました。

Bluetooth3.2 IOS Androidスマートフォン タブレットPC カメラシャッターリモコンコントロール

送料込みで270円。安すぎる。
口コミでは電池の接続が悪いそうですね。
僕の買ったやつはいまのところ大丈夫ですが・・・。
(買っても自己責任でお願いします)

コマ撮り以外でも、
自画撮りすることがけっこう多いので
ポージングしながら遠くで撮影できて便利です。

壊れたらまたレポートします。。

2015年4月10日金曜日

1枚につき何秒?

一枚の写真につき、何秒ぐらいを目安にしているのか?
たぶん、これはスライドショー作りの永遠のテーマです。

あんまり短いと写真の内容が認識できないし、
逆に長いと、イライラしてしまいます。

僕は3秒前後が多いのですが、
演出上、短くしてテンポアップすることもあるので、
そういうときは2秒とか、1秒とかで切り替わるときもあります。

逆に4~5秒とかじっくり見せるときもあります。
例えば、大事な人とか、決めカットのときなど。

演出によって一枚の秒数は変わると思いますが、
結局は、「写真の情報量による」です。

例えば、
一人が写っている写真と、数人が写っている写真。


















これは後者のほうが、認識するのに時間を使うので、
通常は長めに時間を使います。
また、Aくんをヨリで見せたいなら、
複数(ヒキ)2秒のあとに、Aくん(ヨリ)2秒・・・など組み合わたりもします。
「集合写真はアップにしよう」参照


背景に情報量が多いときは尺を多く使うこともあります。
昔住んでいた家が映っていたり、桜の木で季節がわかったり、
若いころの母親と映っていたり・・・

情報量の多い写真には、
時間を使ってあげるのがセオリーです。


あとは、個人の感覚です。
飽きてくるかな・・・というところでさっと次の写真に切り替えてあげる、
編集は「観ている人の気持ちを考えながら作業する」のが大切です。



2015年4月4日土曜日

アンシャープマスク3~フリーソフト

前回はフォトショップを使用しましたが、
アンシャープマスクできる写真加工ソフトはフリーソフトでもあります。

フリーソフトだとGimpというソフトが有名です。
フォトショップと似たような機能です。
私はあまりいじったことがないんですが、アンシャープマスクはありました。

 フィルタ→強調→アンシャープマスク




















パラメータもフォトショップと同様です。






























比較すると、
こんな感じになります。(※クリックすると拡大します)




















フリーソフトでもこれぐらいのことはできてしまうんですね。

他にも、フリーソフトでは、
FunFunFilterとかVieasなどあるみたいですが、
触ったことがないので何ともいえません。
インストールは自己責任でお願いします。

お勧めは、Photoshop(Photoshop Element)です。
有償ソフトのほうが、やっぱり使いやすいです。
Photoshop Elementなら1万円ぐらいで購入できますし、
スキャナやペンタブにも付属していることもあるので、調べてみましょう。

もうひとつの方法は、
動画編集ソフトのアンシャープマスク機能。
Adobe社のPremireAfterEffectsです。
正直、こちらのほうが
何十枚単位の写真を一気にアンシャープマスクできるので、
圧倒的に早いです。

しかし、残念ながら
初心者にはちょっと敷居が高いです。
修整したい写真をピックアップして、
画像ソフトで一枚一枚アンシャープマスクしましょう。




2015年3月23日月曜日

アンシャープマスク2~フォトショップで使ってみよう

たいていの画像補正ソフトなら
アンシャープマスクというフィルタ(エフェクト)がついています。
フォトショップで確かめてみましょう。
(※フォトショップよりも安くて、初心者にも扱いやすいフォトショップエレメント にも付いています)

では、フォトショップでアンシャープマスクを使ってみましょう。
まず、レイヤーを選択して、
「フィルタ」から「シャープ」→「アンシャープマスク」を選びます。



すると、以下のパラメータがでます。





































パラメータはAdobeのマニュアルだと、
半径は1~2 
量は150から200%
しきい値2~20ぐらいを設定しています(高画質で印刷用の場合)。

もちろんこれは目安です。
写真によってピンボケ度や画質が違うので、

色々いじって、自分の目で確かめましょう。

それぞれのパラメータですが、
アンシャープマスクは明暗の境界を強調するフィルタなので、
「半径」は、境界線の太さ、
「量」は境界線の濃さ
「しきい値」は、境界線の明暗をどの程度適用するかです。

ちょっとよくわかないですよね。
たぶん、「半径」が一番わかりにくいと思います。

例を見てみましょう。
下に行くにしたがって半径を1pixelずつ上げた画像です。













































アヒルの目を注目してください。
目の縁がだんだん太くなっています。
これが半径の太さです。

まあ、細かいところはさておき・・・
いじってみると明らかに変化していくので
いろいろいじって試しましょう。

注意)
・あまりやりすぎると画像が汚くなります。
・色調整を行ってから最後にアンシャープマスクをつけましょう。

2015年3月17日火曜日

アンシャープマスク1~ピンボケ写真に

依頼人から送られてくる写真は
ピンボケしているものが結構多いです。

最近のカメラは性能がいいので、
そこまでひどいボケの写真はありませんが、
ピントの甘い写真は
言ってみればほとんどです。

プロではないので、ピントがずれてしまうのは仕方ありません。
特に、古い写真や動きのある写真はボケがひどいです。

せっかくの写真も、顔がボケてしまっては印象が薄くなってしまいます。
「まあ、しょうがないか」と諦めてしまってませんか?

プロはこういう写真には魔法のフィルタ(エフェクト)を施します。
アンシャープマスクという加工です。
Photoshopなどの写真加工ソフトには必ず付いている機能で、
高性能な動画編集ソフト(PremiereやAfterEffectsなど)にも付いています。

ではいったいどんなフィルタなのか、見てみましょう。
(※写真をクリックすると大きな画像で見られます)













左はiPadで撮影したのですが
撮影する際アヒルが中央になかったので、ピンボケ気味になってしまいました。
(写真を撮るときにピン合わせの表示が出ますよね。少しズレるとこうなります)

これぐらいならいいだろうって思うかもしれませんが、
右はアンシャープマスクをかけた画像。
アヒルの口元のハイライトとか目の周りの輪郭、
後ろの本の文字もハッキリしてます。

アンシャープマスクは明暗のエッジを強調するフィルタです。
次の写真を見てみましょう。






被写体が動いている写真はピントを合わせづらくて、
ボケてしまうことが多いです。
アンシャープマスクをかけると、
顔の表情まで見えるようになってませんか?
特に目のあたり。視線の方向までわかります。

では次の写真。



















こういう古めの集合写真も、
アンシャープマスクをかけると、表情がはっきりになりました。
特に離れたところから撮った写真は
顔がわかりにくいのでアンシャープマスクは効果的です。
これなら、判別しやすくなりますね。

スライドショーで人物の顔がはっきりしていないと、
「どこにいるの?」となってしまいます。

PCで見るならそれほど気にならないですが、
スクリーンで見るとさらにモヤっとしてしまいますので、
ぜひアンシャープマスクを使いましょう。

若いころの写真は、やっぱり顔をはっきり見たいですよね!


2015年3月11日水曜日

スライドの話3~いろいろな例

知り合いに言われました。
「そんな都合のよい写真ないよ。指差しているカップルの写真なんて撮らんわ」

はい、そうです。
そんなドラマチックな写真なんてほとんどないです。
たいていはこっち見て「はい、チーズ」なわけだから、
似たような写真になるのは当たり前。

結局は、
余白を利用して被写体に向かってスライドする・・・が多いんじゃないでしょうか。
では、いろんな写真を見て、どうモーションをつけるか考えてみましょう。


<子どもの写真>


上の余白を利用して、PAN Downします。
大人が視線を下ろすことで、親目線の映像になると思います。


<東京タワー>



これはPAN UP↑です。高さが強調されます。
上に伸びる方向性ですね。
モーションの終わりには、
一番見せたいもの(タワーの先端)をおきましょう。

逆に、PANDOWN↓したら、見る場に困って
「何見せたいの?」ってなります。


<スケートリンクとツリー>





















これは、どちらを見せたいかによりますが、
スケートリンクの人が重要だったら、PAN DOWN↓。
ツリーからスケートリンクへ視点誘導です。
(スケートリンクが最初に見えないのがポイント)

ツリーを見せたいならば、PAN UP↑
まあ、写真的にPAN DOWNのほうがベターかな。


<サンタ人形>



左の余白を利用して、左から右へスライド→。
もしくは、ズームでもいいですね。
余談ですが、写真の端に人物がいると、
ズームしにくいのでスライドせざるえないときもあります。


<歩く人>















これは余白を利用して、右から左へスライド←。
歩いている躍動感が出ます。この写真には方向性がありますね。
つぼを載せた女性がこの写真のメインだから、
目立つように中心に来るようにしたいです。


<花火>






















これは間違いなく、PAN UPですね。
上に向かっていく方向性があります。


<猫>



  



手が伸びているので、左から右へスライド→です。
手や足なども方向性を作るときがあります。
猫からツリーのオーナメントへ
視線誘導させるつもりでスライドさせましょう。



<まとめ>

いろいろありましたが、まずは写真をよく観察すること。
よく見ると、一番効果的なモーションがわかると思います。
わからないときは、
一度モーションをつけて映像として試すことも大事です。
見てみると感覚的に良し悪しがわかってくるものだと思います。


2015年3月1日日曜日

スライドの話2 ~視線誘導について

スライドのコツで<方向性>の話をしましたが、
<視線誘導>も大切なポイントです。
むしろこっちのほうが重要かもしれません。

この二匹の虎。






















とくに方向性がある写真ではありません。

ですが、こうやってパンアップをすると、

















「あ、上にも虎がいる!」
と視線誘導させることができます。

考え方はカメラと一緒です。
AからBへ移動するように、
スライドは視線を誘導させる効果があります。

被写体が2つあって、
ちょっと離れているときに、スライドを使うとかっこよく見えます。

実際、過去に依頼人から送られてきた写真の中で
2人の間隔が微妙に離れていて、使いづらい写真がありました。
たぶんタイマーを使ったせい?で、1人がフレームのぎりぎり。

こうした撮影失敗した写真も、
スライドを使ってうまくごまかすことができます。
せっかくの思い出。あきらめず、試してみましょう。





2015年2月27日金曜日

スライドの話1 ~方向性について

動画編集ソフトで
写真を横にスライドしたり、縦にスライドしたりしますが

「スライドってどういう写真にしたらいいの?」

と初心者は疑問に思います。

どんな写真も無理やりスライドすることはできるけど、
スライドする意図は明確にしたほうがよいです。
(よくわからない場合は、ズームしたほうがよいことが多いです)

では、スライドしたほうがよい写真とは?

私は<方向性>だと思います。













例えば、上の写真。
これを横にスライドすると、
彼らが指差す方向へカメラが動く・・・という演出になります。











カメラが動くにつれ、
窓に反射している自分たち、ディスプレイの中・・と
見えなかったものが次々に現れるので、
<視点誘導>させる演出でもあります。

他にも、歩いている写真や、
スポーツしている写真、
目線が別にある写真は
方向性があるので、スライドしたほうがかっこよく見える場合があります。


まずは写真をよく観察して、方向性を見つける。
それを利用してスライドさせてみましょう。











2015年2月25日水曜日

縦の写真をスライド2 ~パンの合わせ技

前回、PAN UP(パンアップ)を紹介しましたが、
これに合わせ技をすることもあります。

パンアップした後に全体を見せる方法です。



これは再現ドラマでよく使ったテクニック。
逆に、全体→パンアップの順序もあります。
(投稿者の写真をこんな風に動かしてませんか?)

近くを見て、遠くを見る・・・と両方が見れるし、
映像尺も稼げて便利です。

ちなみに、一回ホワイトをはさんでいるので
縦サイズに切り替わったときの視覚的ショックを和らげてます。

こういう細やかな<優しさ>も編集には必要なのですねえ。



2015年2月22日日曜日

縦の写真をスライド1 ~パンをして両方見せる

縦の写真はけっこう使いづらいです。

そもそも16:9の画面では
縦長の写真を収めようとすると、横が余ってしまいます。

トリミングして無理やり横長サイズにすることもありますが、
(※前回参照)
かなり周囲を削ってしまうので、
風景がわからなくなってしまう問題点もあります。

そうした場合、上下にスライドすることをお勧めします。
前回、車の写真をトリミングしましたが、
上にスライドすることで、車と人物を両方見せられます。











(しかも、足の長さも強調できる!)


縦の写真にはぜひお勧めしたいテクニックです。

スライドすることを、
現場では<PAN(パン)>すると言ったりします。
上にスライドするのは<PAN UP>。下は<PAN DOWN>。
厳密にはPANとスライドには違いがあるんですけど、
難しいんで、とりあえず
「カメラ動かすんだな~」ぐらいで覚えれば大丈夫です。



2015年2月16日月曜日

余計な部分はトリミング

初心者のスライドショーに多いのは、
写真をそのまま使ってしまうことです。

そのまま使って何が悪い!と思うかもしれませんが、
素人の撮った写真は映像的に見づらい場合が多々あります。

プロのカメラマンじゃないし、
いちいちレイアウトを考えて撮影しているわけではないから、
余分な部分が多いのです。

結婚式にしても送別会にしても、人物が主役です。
いらない部分はトリミングして
主題をはっきりさせる・・・つまり、
<人物>をもっと大きくしてあげるだけで随分観やすくなります。

例えば、こんな写真。
動きがあるので撮影するのがとても大変です。
もちろん、このままでも十分状況が伝わるのですが、















周囲をほんの少し削るだけで、
人物に視線が集まり、随分絵がしまります。















これぐらいだったら、
小さくズームして人物に集中させるのも良いです。

誤解しないでほしいのは、
写真単体として見るなら、
自分のペースで見るのでそのままでも良いのですが、
<映像>として扱うのならば、
<見せたいところ>を明確にしてあげないといけません。
2~3秒で切り替わる映像は、自分のペースでは見れないため、
主題をしっかりさせないと、
観ている人には情報を理解できないまま流れてしまうからです。

こういう縦の写真も






















思い切って、
横の写真にしてしまっても良いかもしれません。















車が見えなくなってしまうけど、
この場合、男女のほうを優先しました。
これは、状況によります。
車と一緒に出したいんだ!というときは、
ズームやスライドをさせましょう。


これも、人物が右端により過ぎているので、
















真ん中にしてあげました。




でも、注意したいことが二つ。
トリミングしすぎて、状況がわからなくなってしまわないように。
ある程度、風景を残すこと、その場の空気感を残すことを意識しましょう。
あと、アップするので、画像が荒くなってしまいます。
元の写真が小さい場合は、ドットが出てしまうので注意しましょう。

(写真:http://www.ashinari.com/)




2015年2月13日金曜日

室内が続いたら外の写真を挟もう

結婚式のスライドショーで、
室内写真ばかりの人がけっこういます。

通行人に写真を撮ってもらうよりも、
レストランだったら、店員さんに頼みやすいし、
ついつい室内写真が多くなってしまうんでしょうね。

僕の経験によると、
結婚式ムービーを作るために急いで写真を撮ったカップルは、
室内写真が多いですね。(兄がそうでしたw)

















(写真:http://www.photo-ac.com/)


でも、

室内写真ばかり続くと、絵的に窮屈な感じがします。
並べてみるとわかるのですが、絵の変化が少ないんです。
お店や服装が変わるだけで、同じ写真がずっと続くような感覚。
いわゆる「絵変わりがしない」なんて、業界では言います。

さらに問題点を挙げると、こういう写真は、
テーブルに座っていることが多いので、構図が大して変わりません。
男女の座り位置やポーズや表情さえもまったく同じだったりします。
(カメラを向けられると、つい同じ表情をしてしまうんです)


室内写真が悪いってわけではないんです。
そればかりが続くのが良くないって話です。

室内が続くと、「外に出たい!」って気持ちになります。
広々とした空間のほうが、やっぱり見てい心地よい。
緑を見たい。空を見たい。温泉行きたい(?)

だから僕は、室内写真が続いたら
外で撮った写真を間に挟むようにしています。
そうするだけで、
不思議と二人の空間的な移動、時間経過が感じられるんです。
「ああ、二人でたくさん出かけたんだ」って。

















そういえば、

再現ドラマを作っていたときも、
室内シーンばかりが続くと、「外シーン入れたいなあ」とよく言ってました。
これも同じように、絵的に変化がほしいからです。

ちなみに、再現ドラマは予算や時間の関係で
室内シーンのほうが撮影するのが楽だから、
脚本の段階でついつい室内を多くしてしまうんですよね。
(最近は外で撮影するのに許可が要るので大変なんですよ)


2015年2月9日月曜日

集合写真はアップにしよう

結婚式のスライドショーを依頼されて、
けっこう困るのが<集合写真>です。
ひどい人だと、集合写真しか送ってこない人もいます(微笑)

集合写真だけでなく、
人物がたくさん写っている写真は、
どこに本人がいるのかわからないので非常に困ります。
こういうのとか↓











(写真:http://www.photo-ac.com/)





現在ならまだしも、
幼少期の集合写真はどこにいるのか見つけ出すのは至難の業です。
(たまに本人の場所をメモしてくれない依頼人もいますし・・・)

集合写真を2~3秒流して、次の写真に切り替わったら
「あれ?彼(彼女)は、どこにいるの?」となりませんか?

「んなもん、雰囲気が伝わりゃいいんだよ」!と、思うかもしれませんが、
ずっと続くと、どこを見ていいのかわからなくなって
視聴者にとってけっこうなストレスになります。

例えるならば、クイズを出されて答えを教えてくれないまま、
次の問題に行ってしまう・・・みたいなものです。

映像は、観ている人にストレスなく届けるってことが基本です。
(あえてストレスを作るのもあるけど)

だから必ず、アップにして
「私はここにいるよ!」というカットも入れてあげましょう。それが優しさ。編集は愛です。




















僕だったら、2カット使って
ルーズショットをズームして、アップの画像に切り替えます。














「お、運動会!玉入れかー。どこにいるんだろう?・・・ここでーす!」
と、心の声を呟きながら編集します。
(プロはみんなやってます。たぶん)


これだと2枚分の映像尺を使うから
写真が少ない人も、とりあえずスライドショーが作れます。


2015年2月8日日曜日

結婚式ムービーを作ることについて

最近、結婚式ムービーの依頼が多くて、
毎日休むことなく作っているのですが、
ふと思うことがあります。
これを言ってしまったら、私の仕事が減ってしまうのですが、
でも、敢えて言いたい。

<結婚式ムービーは自分たちで作ったほうが良い>


スライドショーぐらいだったらWindowsムービーメーカーを使えば、
無料で、けっこうそれなりのものが作れます。
すこしぐらい下手でも、お客さんは温かい目で見てくれるし、
初めての夫婦の共同作業なんだから、思い出にも残るはず。
結婚式にお金を使う風潮があまり好きではないんですよ。本当は。

でもまあ、実際問題、
ふだんPCをいじったことがない人がスライドショーを作るのはけっこうハードル高いよ。
仕事が終わった後にネットで調べて、ひいひい泣きながら試行錯誤。
「やっぱりプロに任せたほうが良かった」と。

このブログでは、
初心者でもわかるムービーの作り方を載せていこうかと思うんです。
主にスライドショーになるんですけど、
結婚式ムービーや忘年会、送別会、けっこうスライドショーを作る機会って多いと思うので。

まあ、私自身が結婚式ムービーを作ることが多いので、
結婚式ムービーにまつわる雑談が多くなると思うのですが。

逆に質問したいという方がいたら、
コメントを残してくれれば、忙しくなければテーマとして取り上げるかもしれません。
(お約束はしません)