Zoomを使用していて音声がときどきおかしくなる場合がある。音声がプツプツとしたり、急に小さくなったり、機械音ぽくなったり。
クライアントにはマイクの位置をできるだけ近づける、声を大きくする、できるだけ感度の良いマイクを使うなど伝えていたが、何か根本的な原因があるのかもしれないと思って調べていた。
ノイズの感じからして、Zoomのノイズキャンセル機能が悪さしているとは思っていたが、以下の実証動画から疑いは確信へと変わった。PC Watchさんありがとうございます。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/yajiuma-mini-review/1314689.html
人間の声の周波数は通常100~1000Hzと言われているが、Zoomのノイズキャンセル機能はその帯域以外をおそらくノイズとして認識して削除しているのだろう。発音次第で周波数は微妙に通常帯域から外れたり、適正な音量が足りなかったりするはず。それがノイズとして判断されて削られているに違いない。
Zoomのノイズキャンセル機能は設定>オーディオ>バックグラウンド ノイズ抑制から変更できる。
Zoomのノイズキャンセル機能はけっこう強力なので「低」で十分のような気がする。デフォルトの「自動」だと、環境によっては音声が乱れる。特に会議室用の集音マイクは、プレゼンターとマイクに距離があるとどうしても、音声の乱れが起こりやすい。Zoomのライブ配信で複数登壇するときにわりと使用されるので注意が必要。